皆さんこんにちは!
こんな悩みに答えていきます。
本記事を読むことで、貸株のメリット・デメリット、貸株についての理解が深まります。
ぜひ最後までご覧ください。
それではいきましょう!
この記事の内容
- 貸株とは
- 貸株のメリット
- 貸株のデメリット
貸株とは?
貸株のメリット・デメリットを説明する前に、貸株とはそもそも何なのか。
こちらについて解説します。
貸株とは
- 証券会社に株式を貸し出すことで、貸株金利を受取ることができる制度のこと
銘柄によっては1%以上金利がつく銘柄もあります。
つまり「貸株」とは、通常の配当金・株主優待に加え、貸株金利を受け取ることができる画期的なサービスなのです。
例えば、皆さんが配当金3%、貸株金利0.3%の株を20万円分持っていると仮定して考えてみます。
貸株として楽天証券に貸し出すことで、「配当金6000円、優待」+「金利600円」獲得できます。
株式を持っている方はぜひやりたいサービスですよね。
貸株のメリット・デメリット
貸株について理解した上で、貸株のメリット・デメリットについて解説します。
貸株のメリット
- 金利を受け取れる
- 貸株中でも株主優待・配当金を獲得可能
メリット①:金利を受け取れる
基本は0.1%~金利を受け取ることができます。
銘柄によっては年率15%の銘柄もあり、高金利が非常に魅力的です。
※2023年2月3日時点
貸株金利は不労所得とも言えるでしょう。
メリット②:貸株中でも株主優待・配当金を獲得可能
貸株権利を選択する際、「株主優待・予想有配優先」を選択することで、貸株中であっても「配当金」が「配当金」として受け取ることができます。
大切なので、もう一度言います。
貸株権利を選択する際、「株主優待・予想有配優先」を選択することで、貸株中であっても「配当金」が「配当金」として受け取ることができます。
なぜこれが大切なのか。それは「配当金相当額」について理解する必要があります。
配当金相当額とは
- 配当所得扱いにならず、配当控除が使えなくなるお金のこと
「配当金」を「配当金」として受け取るか、「配当金相当額」として受け取るかで、手元に残る配当金に大きな差が生まれます。
次に、貸株のデメリットについて解説していきます。
貸株のデメリット
- 楽天証券の倒産リスク
- 住民税の申告
デメリット①:楽天証券の倒産リスク
万が一、楽天証券が倒産した場合、貸株として貸し出した株が返却されない可能性があります。
分別管理とは
- 楽天証券での財産と私達投資家の財産を分けて管理すること
通常、私達が楽天証券で購入した株は分別管理されています。
分別管理されていることで、SBI証券が倒産しても私達の財産は(購入した株)は確実に返還されます。
しかし、貸株で貸し出した株は分別管理対象外となります。
デメリット②:住民税の申告
貸株金利として得られるお金は、税区分上「雑所得」となります。
皆様の所得にも依存しますが、一般的には雑所得が年間20万円以下の場合、住民税の申告のみ必要になります。
貸株は不労所得か
【結論】貸株は不労所得と言えます。
貸株として株式を貸し出すことで、貸株金利を受け取ることができるからです。
まとめ:貸株のリスクを理解した上で始めてみよう!
貸株を行う上で大切なのは、「貸株のリスクを理解しておくこと」です。
起こる可能性が限り無く低い楽天証券倒産リスクや、毎年住民税の申告作業が発生すること、でしたね。
「配当金」を「配当金」として受け取りながら貸株を実施できる点は、控えめに言ってもかなり優秀です。
また、SBI証券の貸株については、以下の動画がございますので是非見てみてください!
不労所得の一つとも言える画期的なサービス「貸株」についての理解が深まりましたでしょうか。
日々少しずつ勉強し、納得して、より良いサービスを利用していきたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。ではまた!