皆さんこんにちは!
と言う方に向けて、この記事を書きました。
スマートグラスの話もあり、スマートコンタクトレンズについても知りたい方はたくさんいると思います。
一緒に、これからの未来について考えていきましょう!
なお、以下の動画でも分かりやすく解説しているので、本記事と合わせてチェックすることがお勧めです。
この記事の内容
- スマートコンタクトレンズとは
- スマートコンタクトレンズの現象と課題について
- 未来でスマートコンタクトレンズは普及しているのか
スマートコンタクトレンズとは
スマートコンタクトレンズとは?
現実世界に仮想コンテンツを重ね合わせるウェアラブルデバイスの一種です
よくテレビで見ていた想像上の世界が現実になるかもしれない、そんな可能性を持っているのです!
スマートコンタクトレンズで実現可能になること
スマートコンタクトレンズによる、実現可能になることとして、以下の二点が挙げられます。
実現可能になること
- アンメットニーズを満たせる
- 医療の質が向上する
「アンメットニーズを満たせる」ということについて説明する前に、この「アンメットニーズ」について簡単に説明すると、以下の通りです。
アンメットニーズとは?
まだ満たされていない顧客の潜在的な要求・需要のこと
つまり、「アンメットニーズを満たせる」とは、火災現場に突入する消防士に適切な情報を提供したり、緊急医療の現場やアスリート選手の競技中や練習でのパフォーマンス情報など、
これまで満たされていなかった情報提供の現場の需要や要求が満たされると期待されています。
次に、「医療の質が向上する」ということについてですが、これは、例えば、基礎疾患を持った方が装着した場合、血糖値などの情報をいちはやく医療従事者に伝えて適切な処理を依頼することが可能になる、ということです。
つまり、スマートコンタクトレンズを装着することで、本人だけでなく、それを見ている側に対してもすばやく情報提供が可能となります。
スマートコンタクトレンズの現状
スマートコンタクトレンズでは、コンタクト上にセンサを取り付けなければなりません。
本来、センサというのは硬いのですが、
「直接インク書き込み法」という最先端の3Dプリント技術により、「かさばらず、硬くもなく、余計な熱も放出しないスマートコンタクトレンズ」を現実のものにしています。
また、現在は緑色のディスプレイのみなのですが、今後、赤色、青色のディスプレイも完成したら、それらを組み合わせて全ての色を網羅できる世界がやってきそうです。
細かい話をすると、プロトタイプ5つ目のバージョンで搭載されているのは、
搭載されているもの
- マイクロLEDディスプレイの画素数1.4万ピクセル
- モーションセンサー
- 生体センサー
- 超低電力イメージセンサー 等
が搭載されています。
また、リアルタイムのコントラスト調整やズーム機能があったり、レンズそのものも低電力で稼働しつつ、角膜に触れたりずれたりせずに、酸素も供給されます。
両眼に着用すれば、立体視も可能で、通信は別途アクセサリーを使って、スマートフォンやクラウドと連携します。
スマートコンタクトレンズの課題
スマートコンタクトレンズの課題としては、以下の二点が挙げられます。
課題点
- プライバシー問題
- 安全性の確保
順番に見てみます。
一つ目の「プライバシー問題」についてですが、人間の情報の約8割は目から来ると言われています。
また、スマートコンタクトレンズ越しにビデオ撮影や写真撮影をしていてもわからないため、個人情報をどう守っていくかが今後重要になっていきます。
次に、二つ目の「安全性の確保」についてです。
「全ての電子部品はレンズの層の間にある」や、「柔らかいセンサを搭載している」と言われても、私たちの目に入れるには、まだ抵抗感があると思います。
まとめ:スマートコンタクトレンズが普及している世界を想像してみよう!
スマートコンタクトレンズについて調べていくうちに、スマートコンタクトレンズの研究・開発が進んでいることを知ることができました。
一方で、まだまだ課題点も多く、あまり現実社会に溶け込むイメージもできないのが私の本音です。
しかし、新しいことを始めた時に、抵抗感を感じるのは当たり前で、あと数年後、数十年後の世界では、スマートコンタクトレンズを使うことが当たり前になっているかもしれませんね。
最後までブログを読んでいただきありがとうございました。ではまた!
参考文献
視力矯正に病気の早期発見も。「進化したコンタクトレンズ」が誕生!?